データ通信のみ使えるデータSIMは
インターネット通信しか使えず、通話機能はありません。
ですが、
通話SIMにはないメリットが3点あります。
・2年契約の縛りがなくて、解約金がかからない
・モバイル端末にデータSIMを挿せる
3つ目ですが、
音声SIMでモバイル端末に対応しているものもありますが、例えば、ノートパソコンだと通話できません。
スマホ以外のモバイル端末は基本的に通話を
目的として使っておらず、当然、データSIMの方が安いのでおすすめです。
データ通信SIMはどんな方におすすめなのかというと、
・スマホを2台持ちしており、通話用スマホを持っている
・DSDSかDSDV端末を持っている
・4G/LTE対応のモバイル端末を持っている
このページでは、
それぞれのデータ通信専用プランの通信速度、容量、月額料金から判断したおすすめできる
データSIMプランをランキング形式で紹介していこうと思います。
データSIMにあらゆるものが搭載できるようになる【IoT】
2018年11月時点で起こっている事実として、スマホ以外でSIMフリーで4G/LTE対応のノートパソコンやタブレットが店頭で販売されています。
スマホのようにSIMカードを挿せばパソコンを開けるだけでネットに繋がるのです。
タブレットだとiPadのセルラーモデル、ノートパソコンだとレッツノートが代表例でしょう。
今、ノートパソコンやタブレットには「使いたいときにすぐに使える」がこれから求められる機能になっていきます。
WiFi環境のない場所で、ネットに繋げるためにポケットWiFiを持ち歩いたり、スマホをテザリングするのは面倒なので、これからノートパソコンにデータSIMを挿して使う機会が多くなるでしょう。
それによって、高速データ通信を大容量利用する人も増えていくと思います。
しかも、これから色んなものにインターネットが接続できる(IoT)。
ものにデータSIM(IoT向けSIM)を挿してインターネットが繋げられるようになるサービスがすでに続々と登場していているので、モバイル端末以外でもデータSIMを活用していくようになると思います。
格安SIMの通信速度を理解しよう
データ通信SIMを選ぶポイントを解説する前に、格安SIMの通信速度について説明しておきます。
格安SIMは時間帯によって通信速度の変動が激しく、ピーク時になると、遅くなる傾向があります。
また、
通信速度が速いから、契約してみたものの数カ月が経つと、急に遅くなって使い物にならないということもよくあります。
なので、
リアルタイムでの通信速度が速かったとしても、それがこれからずっと速度が持続されるとは限らないので、その点では注意しておく必要があります。
次に、
格安SIMの通信速度ランキングを拝見すると、サブブランド(UQモバイル,Y!モバイル)やキャリアと同じ回線を使っているFUJIWifiの通信速度は格安SIMよりも速く、常に速い速度を継続し、安定しています。
ここまで聞くと、
格安SIMにはメリットよりもデメリットが多いかと思われがちですが、YouTubeなどの動画も低画質であれば見ることができるし、TwitterなどのSNSアプリも問題なく利用することができます。
・ピーク時になると、速度が遅くなる。
・時期によって速度が変動することがある
・低画質の動画、SNS、メール程度であれば利用できる
データ通信SIMを選ぶときに意識するポイント3つ
MVNOの格安SIMプランを選ぶ際に意識してほしいポイントを3点をまとめました。
より良い格安SIMを選ぶ際に格安SIMの知識についても同時に解説しましたので、ご覧ください。
通信速度を一番重視しよう
格安SIMの通信速度は変動が激しいのですが、通信速度を調べて、速度が速い格安SIMプランを選びましょう。
調べ方ですが、
格安SIMの通信速度を計測し、比較しているサイトがあるので、それを参考にしてもらえればと思います。
引用元:格安SIMの通信速度の比較
おすすめランキングで詳しく紹介しますが、通信速度が速い状態を持続し今後も速いMVNOは
・Y!モバイル
・FUJI SIM
料金プランの安さよりも通信速度を重視していくほうがいいと思います。
それは月額料金だけで決めてしまって、速度が遅いとストレスを感じるからです。
もし、格安SIMを契約してみて、自分が使う環境に適さなければ、潔く解約して、自分に合ったプランに変更しましょう。
格安SIMのデータ通信専用プランの多くは
解約金がかからないので、自分に合ったサービスに移動しても少し手間はかかるかもしれませんが、金銭面での負担は少ないので、通信速度を重視していくのがおすすめな選び方です。
使う容量を把握しておこう
自分が使う容量をある程度理解しておけば、プランを選択するときに悩むことはなくなるので、予め調べておくことをおすすめします。
例えば、3GBプランを契約したとしましょう。
月の初めにその容量を使い切れば、その月が終わるまで、高速データ通信が利用出来ないので、物凄く不便です。
もちろん、契約してからプラン変更することもできるので、翌月からは問題ないのですが、余計な出費を減らすことができます。
おすすめデータ通信の格安SIM7選
今、格安SIMのデータ通信プランで人気なプランは容量が3GBの低容量プランが人気です。
それは低容量プランだと通信速度が速く、10GBを超える大容量プランだと、通信速度が遅くなってしまう傾向があるからだと思われます。
実は、大容量プランでも通信速度が速い格安SIMはあります。
本来、
大容量使えて通信速度が速ければ使いたい方は多い上、これから4G/LTE対応のノートパソコンにsimカードを挿したりと、データSIMをスマホ以外で活用する機会が増えていくので、低容量だけでなく、大容量でも通信速度が速いおすすめランキングを紹介していきます。
1位:FUJI SIM
容量 | 月額料金 | 初期費用 | 回線 |
20ギガ | ¥2,400 | ¥2,000 | ソフトバンク |
50ギガ | ¥3,100 | ||
100ギガ | ¥3,800 | ||
200ギガ | ¥4,800 |
「FUJI SIM」はポケットWiFiのレンタルサービスを展開しているFUJIWifiが運営しています。
FUJI SIMが他の格安SIMと異質なのは…
・キャリアに匹敵するほど通信速度が速い
・他の格安SIMの容量ごとの値段と比較しても圧倒的に安い
「FUJISIM」は格安SIM(MVNO)ではありません。
格安料金でSIMサービスを利用できるという点では間違いではないのですが、他の格安SIMとサービスの形態が異なっています。
格安SIMを比較している有名サイトではFUJISIMは出てきません。
20GB以上で通信速度が速いSIMプランがあれば利用したい人は多いはずだと思うので、1位に持ってきました。
他の格安SIMと何が違うのかというと、通信速度が速いところです。
12時台のピーク時では場所によっては速度が遅くなる場合もあるのですが、それ以外の時間帯ではキャリアと比較しても変わらないほどの速度を出すことができます。
なぜかというと、
キャリアの回線(ソフトバンク回線)をそのまま使っているからです。
対応バンド(周波数帯)もソフトバンクと同じなので、ほとんどのエリアを網羅しています。
ソフトバンクの格安SIMの中で、一番通信速度が速いY!モバイル(サブキャリア)と比較してみても、、
・4G/LTEバンド:Band1,3,8,11,28,41,42
・3Gバンド:Band1,8,9
Y!モバイルの対応バンド一覧
・4G/LTEバンド:Band1,3,8,28,41
・3Gバンド:Band1,8
※もし、自分が住んでいるエリアが対応しているかわからない場合は確認することもできます。
出典:サービスエリアマップ
もちろん、「FUJISIM」のサービスを利用する人が増えると全体の通信量が増えていきます。
そうすると、
通信速度が遅くなったり、値上げは検討される可能性はあるのですが、現状ではそもそもFUJISIM自体が認知されていない状況ですので、今からFUJISIMをレンタルしても問題ありません。
最後に、他の格安SIMと比較しても値段が安いということです。
もちろん、料金が安い=通信の質が落ちるという傾向が格安SIMの中には存在するのですが、FUJISIMはそれには当たらなくて、キャリアの回線をそのまま使っているからです。
容量が一番少ないものでも20GBなので、
そこまで使わない方にとっては不向きだとは思いますが、異質なサービスで、個人的に一番のおすすめです。
2位:UQモバイル
容量 | 月額料金 | 回線 | |
データ高速プラン | 3GB | ¥980 | au |
月に高速データ通信を3GB未満しか使わない方にとっては間違いなく一番のおすすめ格安SIMです。
UQモバイルはauのサブキャリアということもあり、格安SIM(FUJISIM除く)の中で一番通信速度速くて、昼のピーク時でも常に通信速度が10Mbpsを超えており、速度を維持できるという点が最大のメリットだと思います。
どの時間帯においても速度は安定しているので、使いたいときに通信速度が遅くてストレスが溜まることが格安SIMにはよくあるのですが、UQモバイルはまったくその心配がありません。
3位:Linksmate
データ+SMS | 月額料金 | 回線 |
1GB | ¥500 | ドコモ |
5GB | ¥1,500 | |
10GB | ¥2,500 | |
20GB | ¥4,200 | |
30GB | ¥5,400 |
他の格安SIMの容量ごとの値段と比較すると、少し値段は高いですが、回線設備を小まめに
増強していることもあり、通信速度は安定しており、速い速度を維持してくれます。
格安SIMの中では一番速度が速いUQモバイルには及びませんが、その次に速いのはLinksmateですので、通信速度を重視されている方は選択肢の一つだと思います。
※ただし、Linksmateのデータ+SMSプランの1GBプランを選択すれば、最大速度が2Mbpsまで制限されてしまいます。それ以外の容量であれば制限はかからず、速い速度のまま利用することができます。
その他にも、Linksmateはカウントフリーオプション(月額500円)に加入すれば、ゲーム・SNS・動画アプリの通信料が90%以上カットしてくれます。
Twitter,Instagram,FacebookなどのSNSアプリやAbemaTVなどの動画アプリなどは通信量をカットしれくれる格安SIMはあります。
しかし、
LinksmateはShadowverseやアイドルマスターなど総勢56個のアプリが対象に含まれていて、自分がよく使うゲームアプリがカウントフリーに含まれている方にはお得です。
4位:LINEモバイル
容量 | 月額料金 | 回線 | |
データSIM | 1GB | ¥500 | ソフトバンク,ドコモ |
SMS付きデータSIM | ¥620 |
最近ではソフトバンクの子会社となり、ソフトバンクの回線の提供を始めたLINEモバイルですが、現時点でのソフトバンク回線の通信速度は昼のピークは通信速度は遅いのですが、(と言っても、1Mbps以上は計測しているので、Web閲覧やメール、SNSは問題なく利用できます)
それ以外の時間帯では常に速い速度を維持しているので、1GB程度しか利用しないライトユーザーの方にはそこまでストレスを感じないでしょう。
5位:リペアSIM
容量 | データ専用 | SMS+データ |
1GB | ¥500 | ¥650 |
3GB | ¥900 | ¥1050 |
5GB | ¥1580 | ¥1730 |
7GB | ¥1980 | ¥2130 |
10GB | ¥2480 | ¥2630 |
20GB | ¥3980 | ¥4130 |
リペアSIMはiphone修理の「あいさぽ」が運営している格安SIMサービスです。
ドコモ、ソフトバンクの回線を提供しており、自分の好きな回線を選択することができます。
リペアSIMのデータ専用プランは
データ量が1GB,3GB,5GB,7GB,10GB,20GBと幅広いプランを提供しており、自分の使う容量に合ったプランを選択することができます。
他の格安SIMの容量ごとの値段を比較しても安いので、通信量の節約となります。
月額料金が安いと、通信の品質が悪い傾向が格安SIMサービスによく見られるのですが、ピーク時以外は動画をスムーズに見ることができ、通信速度も安定しているというレビュー記事はありました。
ですが、口コミの数が少なく、契約者数が少ないと思われるので回線にまだまだ余裕があると思われます。
6位:mineo
容量 | ソフトバンク | au | ドコモ |
500MB | ¥790 | ¥700 | |
3GB | ¥990 | ¥900 | |
6GB | ¥1,670 | ¥1,580 | |
10GB | ¥2,610 | ¥2,520 | |
20GB | ¥4,070 | ¥3,980 | |
30GB | ¥5,990 | ¥5,900 |
通信速度はずば抜けて通信速度が速いといわけではありませんが、他の格安SIMの速度と比較すると
(特にソフトバンク回線)、速い集団には属しており、高画質の動画閲覧以外の目的で利用される場合は問題なく利用できます。
mineoのお得なポイントは通信量を分け合うパケットギフトが利用できるところです。
(ただし、ギフト元とギフト先が同一回線の場合のみ)
家族や友達に自分が使わない通信容量をシェアすることができ、その他、mineoで複数回線を利用すると割引が適用されるので、複数の回線や家族や友達と通信量をシェアしながら利用される方には良いサービスだと思います。
7位:BIGLOBE モバイル
容量 | データ | データ+SMS |
3GB | ¥900 | ¥1,020 |
6GB | ¥1,450 | ¥1,570 |
12GB | ¥2,700 | ¥2,820 |
20GB | ¥4,500 | ¥4,620 |
30GB | ¥6,750 | ¥6,870 |
※BIGLOBEのデータSIMプランはドコモ回線のみです。
BIGLOBEモバイルを契約するメリットとして、HUAWEI P20 lite、ZenFone Maxなど人気の中華スマホ端末が格安で手に入るところです。
ですが、通信速度は昼のピーク時は不安定で、1Mbpsも満たない場合があるます。
なので、昼のピーク時を避けながら利用するのであればそこまでストレスにならないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
データSIMは今後、ノートパソコンやタブレットなどのモバイル端末に挿して使うほか、IoTが普及すれば、家電製品などのモノにもSIMを挿すようになっていきます。
(もうすでにIoT向けのデータSIMは販売されております)
なので、これからデータSIMの需要が増えて、当然、低容量ではなく、大容量で利用したいユーザーは増えていくので、それに対応してデータ通信のみの格安SIMランキングを作成してみました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント