こんにちは、けいすけです。
最近、統計についての本をよく読んでいます。
なぜ、統計について勉強しているのか?
理由は2つあります。
- 世の中の出来事を正確に読み取るには、統計学を学ぶ必要があるから
- 統計学を自分のビジネスにも活かしたいから
人は嘘をつくことがありますが、数字は嘘をつきません。
なので、数字によって弾き出されたデータを正確に読み解くことって、このネット時代において必要なことだと思うんですよね。
データを全く見ずに、直感に頼って、物事を考えることも重要だとは思うのですが、直感に頼った考えだけだと、どうしてもふわっとした考えにしかなりません。
つまり、説得力が欠けるんです。
しかも、直感というのは、経験を積むことで鍛えることもできるとは思うのですが、それなりの才能もないといけません。
ビジネス初心者にとっては、物凄く才能があれば問題ないですが、才能がなくビジネスとしての経験がなければ、直感に頼っても、どうしても正確に物事を判断できるようになりません。
そこで、統計学の出番です。
統計学を学べば、世の中のからくりがわかる
今回、読んだ本はこちらの2冊です。
・ 図解 統計学超入門/ 著:高橋洋一
・正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方/著:高橋洋一
どちらも、統計学の基礎の基礎について書かれている本です。
内容は高校数学で習う
- 平均値、分散、偏差値
- 正規分布
- 二項分布
などを使って説明されています。
僕は、もともと理系なのですが、あまり理解していなかった分野なので、この2冊を読んで原理原則がよくわかりました(笑)
内容は統計学の基礎の基礎ですが、これだけわかっているだけでも、世の中のからくりはある程度解明されます。
例えば、出口調査。
選挙速報で、開票と同時になぜ誰が当選したのかわかるのか?
これは、統計学を使って、誰が当選したのか弾き出すことができるのです。
出口調査の結果から、正規分布に近い二項分布になるので、その条件を満たせば、後は計算すれば、誰が当選したのかわかります。
視聴率も同じです。
視聴率は全世帯ではなく、ある一定の世帯数しか調査していないのですが、それでも統計学からある程度正確なデータを出すことができます。
統計学の基礎を知っているだけで、世の中のからくりが見えてきます。
その他にも、その人がいかにいい加減なことを言っているのかというのもわかるのです。
つまり、データを無視して、自分の私情や感情で発言しているのかよくわかります。(善悪は置いといて)
数学的な考え方ってこのネット時代に必要だと思う
この2冊は統計学の基礎の基礎についてわかりやすく書かれていて、よく理解できました。
ですが、読んで思ったのは統計学は奥深く難しいということです。
つまり、本を数冊読んだ程度ではマスターしたとは到底言えないということです。
僕自身、統計学を自分のビジネスに活かそうとは思っているのですが、使える場面があったら積極的に使おうという程度に留めようと思います。。
ですが、物事を数学的に考えることって本当に大事だと改めてこの2冊を読んでわかりました。
ネット上にこれだけ情報が溢れると、その情報の信ぴょう性を高めるには、数学的思考が必要です。
そうでないと、冒頭でも言ったようにふわっとした考えにしかならず、何の説得力もありません。
僕自身もこの数学的思考をビジネスでも活かしていこうと思います。
それでは。
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