テニスのチャレンジの仕組みがわかれば、試合が楽しく観れる!

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最近は錦織選手の活躍で、
地上波でもテニスの試合が
見れるようになり、嬉しい限りです。

テニスの試合を見ていたら
審判のジャッジに対して、選手が納得できない場合
チャレンジ」を審判にコールしている
光景を見たことがあるでしょうか?

錦織選手の試合や
グランドスラムのセンターコートで
行われている試合を見ていたら
チャレンジ」する所を見たことがあると思います。

でも、初めてテニスの試合を見た方や
テニスのルールをまったく知らない方は
「チャレンジって何なの?」

「何をチャレンジするの?」
と思う方もいると思います。

実は、
テニスはチャレンジシステムの導入
によりテニスが大きく変わりました。

そこで、今回はより錦織選手の試合を
より楽しく観るために「チャレンジシステム」の仕組み
についてまとめて見ました。

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チャレンジって何?


(参照)本田雅一のAVTrends スポーツ界を変える「ホークアイ」審判補助システム
チャレンジとは
審判の判定に異議を申請することです。

つまり、主審やラインズマンのジャッジが不服だとしたら、
そのジャッジに対して、選手は異議申し立てできます。

そして、ホークアイ(Hawk-eye)という装置を使って、
ボールの軌道をコンピューターグラフィック(CG)で再現し、
インかアウトか判定します。

判定結果はコート場内の大きいスクリーン上に
映し出されるので、選手だけではなく、
観客もインかアウトか確認することができるのです。

ここ2,3年常に上位シードの
錦織選手の試合グランドスラムのセンターコート
サブメインコートの試合は
チャレンジシステムが導入されています。

しかし、大会のすべてのコートが
そのシステムを導入されていません。
(ホークアイを設置して、稼働するにはお金がかかるため。)

現時点で僕が見るからに
グランドスラムではセンターコート、
その次に大きい上位2~3コートでチャレンジシステムが
導入されていて、それ以外のコートは
導入されていません。

後、クレーコート(土のコート)ではボールの跡が残るので、
チャレンジシステムは導入されていません。

ですが、
ボールの跡が残っていたとしても、
肉眼では判断できない場合
(例えば、ボールがラインに1mmでもかすっていたらインだとか)
があるので、クレーコートにも
チャレンジシステムを導入した方がいいと
僕自身はそう思っています。

チャレンジのルールについて

チャレンジのルールについて

箇条書きで並べると、

  • 1セットに3回チャレンジする権利がある。
  • タイブレーク(ゲームカウント6-6)になったら1回追加
  • 選手がチャレンジ成功したら、チャレンジの回数はそのまま
  • 選手がチャレンジ失敗したら、チャレンジの回数は1回減る

チャレンジするまでの流れ~具体例で説明

チャレンジするまでの流れを
具体例を挙げて説明します。

よりわかりやすくするために試合形式にしてみましょう。
錦織vsマレーの試合としましょう!
(架空の設定)

錦織選手がサーブ、
マレー選手がレシーブだとして、

錦織選手がサーブを打ちます。
打ったところはセンターサービスライン
すれすれ。
マレー選手は反応ができず、
錦織選手のサービスエース!
その時、マレー選手がチャレンジする
までの流れを書いてみます。

ラインズマン:「In(イン)」
錦織   :「C’mon!!(ガッツポーズ)」

マレー  :「えー今のは入ってないだろ~challenge(チャレンジ)」

主審   :「Mr.murray is challenging the call on the right service line

       the ball was called In.(マレー選手がサービスライン上の

       ボールがインの判定にチャレンジしています。)」

      (審判の違いやその時々で、言い方が少し変わることはあります)

もちろん、これは架空の設定なのですが、
このような流れでチャレンジが行われます。
分かって頂けたでしょうか?

チャレンジして判定が変わったらその後どうなるの?

チャレンジしてボールが入ったか入っていないかは
映像で正確にわかるのですが、
判定が変わったときのルールは
あいまいです。

ここが、テレビで見ていて
一番わからないところだと思います。

僕自身も
「今の判定は何でそうなるの?」
って思うこともあります。

例えば、
サーブがフォルト

チャレンジしたらインだった

明らかに、今のはサービスエース
だと審判が判断!
(ボールにも触ってないし)

サーブを打っている人のポイント

ですが、
サーブがフォルト

チャレンジしたらインだった

フォルトがなくて、プレイが続いても

どっちのポイントかわからない

やり直し

この「明らかに」が非常にあいまいな点で、
チャレンジでモニターに表示される判定は正確なのに、
それで判定が変わった時の対応は
正確ではないのです。

これはプレーしている選手が
一番いら立つところで、
よく審判と揉めることがよくあります。

テニスはメンタルスポーツとも
言われているので、
チャレンジの判定次第で、
試合の流れが大きく変わることがよくあります。

チャレンジして判定が変わったときの
審判の対応、
それを受けての選手の反応に
着目して試合を見ていたら
試合の流れの変わり目がよくわかり
より楽しく観れると思います。

プロフィール
keisuke

洋服、料理、喫茶店巡り、テニスをこよなく愛しています。
多趣味ゆえあらゆる沼にハマっています…
興味のあることは全部やってみたいタイプです。
YouTubeもやっているので、良かったらぜひ!

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