みなさんは、「Google Pay」をご存知ですか?
Google Payでは、これまで「楽天Edy」や「nanaco」による支払いが可能でした。
2018年5月、そのGoogle Payに「Suica」と「WAON」が追加されました!
この記事ではその詳細とGoogle Payそのものについてご紹介します。
Google Payのメリットやデメリットを知って、上手にキャッシュレス化の波に乗りましょう!
Google Payとは?
そもそも「Google Pay」とはなんでしょうか。
Google Payとはその名のとおり、Googleが提供する決済手段サービスです。
提供元のGoogle曰く、
これからのお財布。by Google
出典:Google
ということで、未来のお財布になることを目指していることがうかがえます。
Google Payを用いることで、お店の端末にスマートフォンをかざしての決済が可能
となります。
いわゆる、キャッシュレス決済というものです。
具体的には、2018年5月現在、Suica、nanaco、楽天Edy、WAONを1つのアプリで管理することができます。
Appleで提供されている「Apple Pay」のGoogle版(Android版)というイメージでしょうか。
(Apple Payでは店頭での決済で「Suica」「iD」「QUICPay」が利用できます。)
Google Payのメリット
「Google Pay」に対応したスマートフォンでSuica、nanaco、楽天Edy、WAONが使えることはわかったけれど、Google Payのメリットってなんだろう。
Google Payのアプリではさまざまなものを1つにまとめて管理することができるんだ。
既に出てきた、Suica、nanaco、楽天Edy、WAON以外にも「モバイルdポイントカード」や「モバイルTカード」を管理することもできるよ。
「モバイルdポイントカード」は「dポイントカード」のモバイル版で、
「モバイルTカード」は「Tカード」のモバイル版なんだ。
それぞれ、対応店舗でバーコードを提示することでポイントを貯めることができるよ。
Google Payのデメリット
じゃあ逆に「Google Pay」のデメリットはなんだろう。
デメリットというほどではないけれど、Google Payで利用可能なサービスはその多くを「おサイフケータイ」で使うことができるという点だね。
おサイフケータイは、携帯電話に埋め込まれたFeliCaチップ(ICチップ)を使った日本独特のサービス、およびこのサービスに対応したモバイルFeliCaチップおよび対応SIMを内蔵した携帯電話機、携帯端末の総称。
出典:Wikipedia
そのため、今までおサイフケータイを利用していた人がどれだけGoogle Payを利用し始めるかは未知数だし、今のところはおサイフケータイの方が対応サービスも多いんだ。
ほかにデメリットはあるの?
これはおサイフケータイの「モバイルSuica」でも同じようなことが言えるんだけれど、Google Pay上でのSuicaへのチャージが「4時~26時」に限られることだね。深夜にコンビニに行く際にチャージして行きたいという人などは注意が必要だよ。
Google PayのSuica、WAON対応でなにが変わるか
「Google Pay」に「Suica」や「WAON」が追加されたことで、なにが変わるのでしょうか。
筆者はそれほど大きな変化はないと考えています。
というのも、既存のおサイフケータイでできることとほとんど変わらない(さらに言えば、各個別アプリで提供されているサービスの方ができることが多い)からです。
ただし、1つのアプリで各サービスの基本機能を一元管理できるのは非常に便利ではあるので、これまでおサイフケータイを使ったことがない人がその利便性を体感するよい機会になるでしょう。
その意味で対応サービスは多ければ多いほどよいので、SuicaやWAONが対応することは、キャッシュレス決済というものに触れる人を増やす契機になるかも知れません。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「Google Pay」やそのメリット、デメリットについて解説しました。
「Suica」や「WAON」が追加されたことでこれまで以上に利用する人が増えることは間違いないでしょう。
Androidユーザーの方は、Google Payを導入してキャッシュレス決済の波に乗ってみるのもいいかも知れません。
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